ICOUのこと

ICOUの看板

 銘酒「鹿渡しかわたり」をご存知の方も多いと思いますが、この建物は旧鹿渡酒造をリノベーションした建物です。
 初代は鹿渡屋七助さんで江戸中期に北前の回船問屋として創業します。「鹿渡屋」の名称は、出身地の鹿渡島(現七尾市)に由来し、その後北前船を運航し、遠くは北海道までも、酒・米・むしろ等を運び、日本海一円で広く交易を行います。江戸末期には回船業とともに造り酒屋をはじめ、腕の良い杜氏によって銘酒「鹿渡、商標」が造られました。
 七尾の大火により全焼した自宅・酒造工場などが明治40年に再建され、現在の店舗・本宅が完成します。明治~昭和戦前期に北前船の衰退により、酒造専業となる平成12年には能登杜氏による清酒製造を終え、販売のみを続けつつ九代目当主が現在の商屋を保存します。

 ICOU(イコウ)には「行こう」という意欲的な意味と、「憩う」というくつろぐ意味と、「移行」という移り行く時間(時代)を感じる3つの大切なキーワードがあります。
 尚且つ、I(I:私)、CO(Company:共に)、U(You:あなた)、「あなたと共に」・・・そんな意味も含みます。私と仲間と、新しく出会うあなたとの、大切な場所として歴史から教えられ、力をもらうと同時に、その歴史を更新する。
 「新鮮でいて懐かしい」そんな空間をご提供できたらと思います。

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